IBF王者の高山「4団体制覇」宣言

 3月30日にメキシコでボクシングの国際ボクシング連盟(IBF)世界ミニマム級王座を獲得し、日本人初となる3団体制覇を達成した高山勝成(29)が3日、練習拠点の大阪天神ジムで会見を行い、あらためて4団体制覇という目標を口にした。

 「まずは4団体目を狙っていきたい」。高山は最後に残った世界ボクシング機構(WBO)のベルトに狙いを定めた。その上で「国内のチャンピオンと統一戦ができるのであれば、それも一つ」と、WBA世界王者の宮崎亮(井岡)との統一戦も視野に入れた。

 日本ボクシングコミッション(JBC)に引退届を出した高山が、世界王者として国内で防衛戦を行うためには、ライセンスの再取得が必要。中出トレーナーは「JBCと話をしながら、どういうスタンスがいいのか考えたい」と、熟考してから結論を出す方針だ。

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