永田“監督兼スカウト部長”が人材育成
新日本プロレスの木谷高明会長(52)は24日、都内で、アマチュアレスラーの育成プロジェクト「ブシロードクラブ」の発足を発表した。永田裕志(44)が監督兼スカウト部長に就任し、今年の全日本選抜フリースタイル84キロ級2位でデーブ・シュルツ記念国際3位の山口剛(23)=早大=が第1号の所属選手となった。
新日本は91年に同様の趣旨で闘魂クラブを設立。早大の石澤常光を皮切りに永田、中西学、藤田和之らを輩出。永田克彦がプロ転向した05年に自然消滅している。
山口は「16年のリオ五輪でメダルを取るのが目標」と抱負。永田も五輪を最優先としたうえで「ヘビー級に人材がいないし、こういう環境に浸りつつプロに興味を持ってくれれば」と、将来的なヘビー級のスター養成も視野に入れていた。
