南の島から届いた一つのしらせが、まだ見ぬ夢の扉を開いていく。己の型を磨き、土俵の上に己の道を刻む。その歩みが、遠い故郷に新たな憧れの種をまき、やがて次代の力士たちへとつながっていく-。
大相撲九州場所(11月8日初日・福岡国際センター)の番付発表が26日に行われ、沖縄県出身初の三役力士が誕生した。33歳の美ノ海が47都道府県で唯一、三役不在だった故郷に吉報を届けた。佐賀県基山町の木瀬部屋宿舎で記者会見し「沖縄の文化の中に相撲はまだ根付いていないと思う。きっかけになればいい」と普及の願いを込めた。







