ロッテは川崎から千葉に本拠地を移転するタイミングで掛布に声をかけている。監督就任の要請だ。現役引退から3年がたった1991年。地元の〝名士〟を招聘(しょうへい)し、92年から千葉ロッテマリーンズとして再出発を図るチームの顔に据えたかったのだろう。
しかし、掛布は話を断った。前向きな姿勢で交渉の席には着いたが、ロッテ側が示した「監督1人で来てほしい」という条件が、あまりにも一方的すぎたからだ。

ロッテは川崎から千葉に本拠地を移転するタイミングで掛布に声をかけている。監督就任の要請だ。現役引退から3年がたった1991年。地元の〝名士〟を招聘(しょうへい)し、92年から千葉ロッテマリーンズとして再出発を図るチームの顔に据えたかったのだろう。
しかし、掛布は話を断った。前向きな姿勢で交渉の席には着いたが、ロッテ側が示した「監督1人で来てほしい」という条件が、あまりにも一方的すぎたからだ。

宮田匡二
1983年、デイリースポーツ入社。プロ野球担当記者として南海、広島、大洋、巨人、阪神担当を歴任。その後は芸能デスク、野球デスク、報道部長、編集局長などを務め、2023年からはフリーランスのライターとして連載などを執筆している。最近の楽しみはゴルフと孫の相手。ボケ防止のため麻雀を再開した。