掛布は1982年のシーズンを境にホームランを狙って打つようになった。結果、この年は本塁打王(35本)と打点王(95打点)の二冠王に輝いている。

 81年に打率・341を残し、「バランス的にはこれが自分のベスト」と思った。だが、ファンが求めるものはアベレージよりもホームラン。それを知って大胆に路線を変えた。「目標だった全試合出場を果たせた体力があるのだからできるのではないか」と考えた。

大人になっていった3年間