不安抱えてポストシーズンへ

 今となっては明らかだ。ドジャースの首脳陣も、大谷翔平自身も判断を誤った。

 その判断ミスとコミュニケーション不足によって、ドジャースは最も重要な打者に大きな不安を抱えたままポストシーズンへ向かうことになった。

 ドジャースのロバーツ監督は、大谷を右上腕二頭筋の痛みと左膝の不調により負傷者リスト(IL)入りさせた後、こう語った。

 「後になって『もっと違うやり方があったのではないか』『何か改善できたのではないか』と言うのは簡単だ。もちろん今後に向けて検証はする。ただ、誰かを責めるためではない。起きたことから学び、より良くなっていくためだ」

 もっとも、責任は双方にある。