あと一歩を、今度こそ越える。大関霧島にとって、秋場所は3度目の綱とりに挑む15日間となる。直近2場所はいずれも優勝決定戦まで進みながら、最後に涙をのんだ。だからこそ、今場所に懸ける思いは強い。「稽古はうそをつかない」。敗れるたびに自らを奮い立たせてきた大関が、師匠・音羽山親方(元横綱鶴竜)の言葉を胸に、悲願の頂へ再び挑む。