37歳の夏、柳田悠岐のバットが再び熱を帯びている。けがに苦しみ、ここ2年は8月を1軍で過ごすことさえできなかった男が、今季はチーム最年長として打線をけん引する。打率2割3分7厘まで落ち込んだ6月から、何を変え、何を変えなかったのか。早寝早起き、強く振る練習、そして「駄目なら終わり」という覚悟。16年目のベテランが見せる復活には、積み重ねてきた時間の重みがある。