チアリーディングのジャパンカップ日本選手権の最終日が30日、国立代々木第一体育館で行われ、自由演技競技ディビジョン1は帝京大が総合得点416.5点(決勝277.5点+準決勝の50%を加算)で2年ぶり優勝を果たした。準決勝に続き、圧巻のノーミス演技で観客をくぎ付けにした。表彰式後、さまざまな思いを胸に戦い抜いた16人の選手たちが、互いに抱き合いながら喜びを分かち合った。

 

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ミスで自滅した1年前の雪辱
日体大との優勝争いを制す!

体育館の中心に視線が集まる。

自分たちが主役。

決勝に上がったチームだけが青マットの上で円陣を組むことができる。

互いの目を見合って、ただ信じた。

「レッツゴーバッファローズ!レッツゴーバッファローズ!」

大勢の声援に後押しされ、最初のトスはひねり技を入れてキャッチまできれいに決めた。

続くパートナースタンツは5基全てがマットから後ろ向きに宙返り。

少し傾いたところもあったが、意地を見せて技を成功させた。

3層全てで、ミドルは高い位置でトップの足を取り、難易度の高い技の数々を魅せきって会場を何度も沸かせた。

観客の心をつかむリズミカルなダンスで魅了すると、最後は2人の上に3人が乗るスタンツ。

真ん中のトップはひねりを入れながらリワインドの前宙返りで3層目に乗り、サイドの2人は横に2回転するダブルで飛び乗った。

壮大なパフォーマンスに大歓声と拍手はしばらくやまなかった。

4連覇目指した昨年はミスで3位

◆昨年のディビジョン1大学部門決勝VTR◆
大会4連覇を目指した帝京大BUFFALOSは優勝候補の大本命だった。先に演技した日体大が最後のフィニッシュでトップが落下するアクシデント。帝京大の優勝は間違いないと思われたが、その大会から挑戦した6台のパートナースタンツでミスが発生。リズムを失った王者は力を発揮することなく、150秒の演技を終えた。安全規則違反もあって得点が伸びず。
最終順位は優勝が日体大、2位梅花女子大、3位帝京大。悔し涙を流した。
 昨年12月の全日本学生選手権(インカレ)でも総合優勝を日体大に明け渡しており、今回のジャパンカップは雪辱をかけた舞台でもあった。