日本体育大学VORTEXは、8月30日にディビジョン1決勝が行われるジャパンカップ日本選手権(国立代々木第一体育館)で大学部門2連覇を目指している。1年前、4連覇を狙っていた帝京大学を抑え日本一に。ただ、心から喜べる日本一ではなかった。"やり切る"ことの難しさと大切さを身に染みて感じた彼女たちに、高校時代に3年連続で日本一を経験している紀春花記者が迫った。【監修・日本チアリーディング協会】

デイリースポーツ・プライムは
ジャパンカップ期間も毎日チア

ジャパンカップ開幕!
【掲載予定】
・29日 フライデートーナメント速報、写真特集
・30日 Div2決勝、Div1準決勝速報、写真特集
・31日 Div1決勝速報 、写真特集

1年越しの、"自分たち"へのリベンジ

あれから1年が経った。

日本体育大学VORTEXは、去年のジャパンカップ日本選手権で4年ぶりに日本一の座へ返り咲いた。

でも喜びきれなかった。

自分たちが見せたい演技ではなかった。

引きずっているわけではない。

ただ、あの日の悔しさは確かに今年の日体大の中にある。

2連覇を狙う演技とは。

何を思ってあの舞台に挑むのだろうか。

昨年のディビジョン1大学部門決勝VTR
日体大は準決勝を2位通過。逆転を目指し決勝の150秒に挑んだ。16人の呼吸が合った流れるような演技を披露。ミスなく終盤を迎えたが、最後のフィニッシュでトップの選手が落下。選手は悔し涙を流していたが、大会4連覇を懸けて最後に演技した帝京大がまさかのミスを繰り返し、4年ぶりの優勝が転がり込んできた。大会直前に4年生の中心選手が怪我で出場ができなくなり、仲間へ贈る優勝だった。

【この記事を書いた人】
箕面自由学園で副将、3年連続日本一
◆紀春花(きい・はるか)◆ 
2007年3月22日、大阪生まれ。小学6年生(11歳)からチアを始め、小6から中学時代は強豪の伊豆の国チアリーディングチーム(静岡)に所属。高校から箕面自由学園高チアリーダー部。中学3年の2021年 ジャパンカップ(JC)・ディビジョン1中学の部で 準優勝(伊豆の国)。高校時代は1年から3年間、JCディビジョン1高校の部で日本一。最終学年では副キャプテンを務めた。2023年 チアリーディング世界選手権大会の日本代表(西日本地区)。現在は京都産業大学 体育会本部編集局(京産大アスレチック)所属し、アスリートを描いている。