笑って、走って、泥にまみれて、40歳。神戸の大ベテラン、山下裕史は今も最前線でスクラムを組む。社員選手としてチームを支え、後輩の背中を押し、優勝トロフィーを手に全国の職場まで駆け回った。野球少年から日本代表、そしてリーグワン初制覇へ。華やかな肩書の裏にあるのは、愚直に自分を磨き続ける姿勢だ。「記録に残ってやりますよ」。豪快な笑顔の奥に、まだ終わらない男の意地がある。
よく響く笑い声と人懐っこい笑顔。ラグビーのリーグワン神戸で、大ベテラン山下裕史をファンも後輩も親しみを込めて「ヤンブーさん」と呼ぶ。2008年に前身の神戸製鋼に入り、今なお社員選手だ。1月に40歳となった25~26年シーズンもFW第1列で戦い続け、リーグワン初制覇に貢献。12月開幕の新シーズンも現役続行を決めた。


