野球観戦に欠かせないのがファンの応援。球場で流れる選手別のヒッティングマーチは、日本のプロ野球を長きにわたって彩ってきた。阪神のヒッティングマーチは、どのように作成されて球場で歌われるのか。ヒッティングマーチ作成に携わる、阪神タイガース応援団応援本部長の和田篤さんに、〝応援歌の秘密〟を聞いた。
選手のイメージ、オリジナリティー
約4万人の〝大合唱〟が、選手たちの背中を押す。ファンなら自然と口ずさめる、ヒッティングマーチ。作成に携わる阪神タイガース応援団応援本部長の和田さんは「その選手のイメージや、オリジナリティーをどう出すか。長打の打てる選手の曲は似てくる。選手側がどう受け止めるかを一番大事にしたい」とモットーを掲げる。
作成に向けてはまずシーズンオフ、同年に1軍で活躍した選手を数人ピックアップする。和田応援本部長、東日本統括、西日本統括の3人を中心に方針を決め、会派の応援団10団体に情報を共有する。「全国で300人以上の団員がいますが、誰でも応募ができます」と間口が広い。




