大阪学院大学チアリーダー部PHOENIXは、ジャパンカップ日本選手権(8月27〜30日、国立代々木第一体育館)で、3年ぶりの決勝進出を目指している。デイリースポーツ・プライムでは「元チアリーダーが描くチア」を掲載。高校時代に3年連続で日本一を経験している紀春花記者が、1995年創部のチームを取材した。【監修・日本チアリーディング協会】
扉の先に響く本気の「声」
かすかに響いていた声が、練習場の扉を開けると大きくなった。
それは1人、1人が出す精いっぱいの声だった。
マットにいる部員はまばら。
数えてみると、部員数はちょうど16人。
チアリーディングでの1チームの人数も最大16人(中、高、大学部門)。
部員全員がレギュラーメンバーの大阪学院大学PHOENIXは今年、コロナ禍による変則形式で実施された22年以来、4年ぶりのジャパンカップ日本選手権・準決勝からのスタートを果たした。
6月の関西選手権ではノーミスの演技を披露し見事、第3位(大学の部)に輝いた。
過去3年は、決勝の前のステージであるフライデートーナメントと、エキシビションでジャパンカップに出場。
準決勝スタートはPHOENIXにとって念願であった。
山下愛理コーチに今年のチームの特徴を聞いた。
「関西色が強いです。2年生が多くて、その2年生がすごく明るいです。あとは4年生の『上を目指したい』という気持ちも強くて、やるときはやるチームになっています」
これまでのPHOENIXは人数が足りていないことが多く、昨年、久しぶりに16人が揃ったという。
そのため去年は調整の年だった。
そんな1年を超え、今年は「挑戦」を掲げチーム作りに励んだ。
それぞれが思う、準決勝スタートをつかんだ秘けつと、ジャパンカップへの意気込みに迫る。



