チアリーディングの名門・箕面自由学園はこの夏、ジャパンカップ日本選手権(8月27~30日、国立代々木第一体育館)のディビジョン1・高校の部で大会7連覇を目指す。デイリースポーツ・プライムでは「元チアリーダーが描くチア」を掲載。2年前の夏、副キャプテンとして高校日本一に立った紀春花記者がGOLDEN BEARSを取材。後輩たちの思い。そして、先輩から伝えたいこと。【監修・日本チアリーディング協会】

関西選手権大会で演技を終え、観衆に手を振るAチームのメンバーたち
関西選手権大会で演技を終え、観衆に手を振るAチームのメンバーたち

「青マットに立てなくても仲間のために」17番目の選手の覚悟

2年前の夏、私も彼女たちのように悩みながらひたすら日本一を目指していた。

現在の3年生は、私が高校3年生だった時の1年生だ。

2年前はとにかく指示に従っていた彼女たちが、今は後輩に指示を出しチームをまとめている。

その姿に少し新鮮で不思議な感情がうかぶ。

1年生の頃から明るさでチームを照らしていた3年生の彼女は、右膝にサポーターをつけていた。

スタンドから降りて着地をする時に半月板を痛め、今はサポートメンバーとしてチームを支えている。

4月の初めに大会メンバーを決めるトライアウト(選考会)があった。

もともと足に痛みを感じており、諦め半分でテストを受けた。

そんな「心」は、すぐにコーチに見抜かれていた。

そう、私が高校生活の全てを捧げたと言ってもいいGOLDEN BEARSとは、そんなチームなのだ。

◆紀春花(きい・はるか)◆ 2007年3月22日、大阪生まれ。小学6年生(11歳)からチアを始め、小6から中学時代は強豪の伊豆の国チアリーディングチーム(静岡)に所属。高校から箕面自由学園高チアリーダー部。 中学3年の2021年 ジャパンカップ(JC)・ディビジョン1中学の部で 準優勝(伊豆の国)。高校時代は1年から3年間、JCディビジョン1高校の部で日本一。最終学年では副キャプテンを務めた。2023年 チアリーディング世界選手権大会の日本代表(西日本地区)。現在は京都産業大学 体育会本部編集局(京産大アスレチック)所属し、アスリートを描いている。