チアリーディングの名門・箕面自由学園はこの夏、ジャパンカップ日本選手権(8月27~30日、国立代々木第一体育館)のディビジョン1・高校の部で大会7連覇を目指す。デイリースポーツ・プライムでは「元チアリーダーが描くチア」を掲載。2年前の夏、副キャプテンとして高校日本一に立った紀春花記者がGOLDEN BEARSを取材。後輩たちの思い。そして、先輩から伝えたいこと。【監修・日本チアリーディング協会】
「青マットに立てなくても仲間のために」17番目の選手の覚悟
2年前の夏、私も彼女たちのように悩みながらひたすら日本一を目指していた。
現在の3年生は、私が高校3年生だった時の1年生だ。
2年前はとにかく指示に従っていた彼女たちが、今は後輩に指示を出しチームをまとめている。
その姿に少し新鮮で不思議な感情がうかぶ。
1年生の頃から明るさでチームを照らしていた3年生の彼女は、右膝にサポーターをつけていた。
スタンドから降りて着地をする時に半月板を痛め、今はサポートメンバーとしてチームを支えている。
4月の初めに大会メンバーを決めるトライアウト(選考会)があった。
もともと足に痛みを感じており、諦め半分でテストを受けた。
そんな「心」は、すぐにコーチに見抜かれていた。
そう、私が高校生活の全てを捧げたと言ってもいいGOLDEN BEARSとは、そんなチームなのだ。



