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いぶりがっこ存続の危機…食文化の保護を強く求めます!

 秋田県の有名なお漬物「いぶりがっこ」が存続の危機に直面しているそうです。全国で浅漬けの食中毒が相次いだことで食品衛生法が改正され、漬物製造業は許可が必要な業種に。基準を満たすには多額の改修費が必要となり、高齢者の多い生産者が二の足を踏んでいるといいます。

 私は「道の駅」が大好きで、旦那さんたちと温泉旅行に行ってはレンタカーで3カ所は回ります。各地の名産や、地元の人たちが食べている物等が並んでいて、見てるだけでも楽しくなります。その日が消費期限になっているお惣菜も多いのですが、地元の人が作っておられて防腐剤などが入っていないからだと思います。

 ただ、昔ながらのお漬物というのは基本的に保存食。そんなに基準を厳しくしなければならないのでしょうか。地方ごとにある食文化は、その地方の知恵の塊。何とか特例で保護できないものかと思います。例えば市町村等自治体が1つの建物を作り、中は小部屋で区切って、それぞれのおうちの独特の味を守るようにするとか。地域復興の予算のそういう使い方もあるのではないかと思うのです。

 いぶりがっこの生産者には高齢の方が多く、後継者もそういないとか。一つの食文化がなくなると危惧されるところです。調味付けに近い浅漬けと、昔ながらのお漬物を一緒にするのもどうなのかと正直思いますし。最近は健康志向で、減塩とか薄味にすることによって防腐剤を入れなければならない。塩漬けだからこその保存食。それなら消費者の側が食べ方を考えるという方向にはいかないのかなとも思います。

 先日、還暦のお祝いに1つ1万円の梅干しをいただきました。獲れた年が大変良く、昔ながらのやり方で作られているそうで、お正月に食べようと大事に置いてあります。昔ながらの作り方というのも一つの食文化ですよね。

 北海道にお住まいの方に、今年は大量のブリが水揚げされたものの食べ方がよくわからず困っているという話を聞きました。また、この時期にセコガニ(ズワイガニのメス)が北海道でよく獲れ驚いたとも。地球環境が変わることによって、日本中の食文化もまた変わっていくのだろうなと思うと、少し寂しい気がします。

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