【ファイト】マーベラス10周年記念大会が大盛況 長与千種が堂々宣言「志は高いところにないと。日本武道館に行きませんか」
女子プロレス界のレジェンド・長与千種(61)が率いる「マーベラス」が今月5日、横浜BUNTAIで旗揚げ10周年記念大会を開催した。漫才コンビ「ハイヒール」のモモコ(62)や女優の酒井法子(55)ら著名人も訪れるなど、多くの観客が会場を埋め尽くし、熱気に包まれた。
女子プロレスの過去、現在、未来が交差し、10代から60代までそれぞれの感情があふれる“エモい”10周年大会となった。横浜BUNTAIの大箱をほぼ埋め尽くした中、新人2人のデビュー戦として6人タッグマッチが行われ、長与の入場時には「クラッシュ2026」として盟友・ライオネス飛鳥(62)とのツーショットが実現。オールドファンは感涙した。
長与は久々の実戦で若手に胸を貸したが、遠慮ない攻撃を受け止め「もうやりたくない。もう無理(笑)。引退するとは言わないけど」と苦笑い。ただ、前に率いた団体「ガイア・ジャパン」は10年で解散しただけに「10年にトラウマを持っていたが、くしくも(05年4月3日の最終興行で)ライオネス飛鳥と最後を飾って以来のこの場所で払拭できたので、マーベラスはどんどん前に行きます。私プロレス患者なので」と万感を込めた。
また、北斗晶&佐々木健介夫妻の義娘でもある凜(33)が引退試合に臨んだ。旗揚げ戦でデビューした古巣で、憧れだったマリーゴールドの岩谷麻優(33)とタッグを組み、最後は生え抜きの盟友・桃野美桜(27)からピンフォールを奪った。佐々木健之介さんと22年に結婚し、カナダ移住、出産も経て復帰して半年。涙しながらも「思い残すことなく引退できた。これからは一般人として、ママとして頑張る。もうプロレスには関わりません」と笑った。
16年5月3日の旗揚げ戦から10年の節目を大団円で迎えた。大会の締めにも登場した長与は「11年目を迎えられる。志は高いところにないとつまらない。日本武道館に行きませんか」と宣言。選手もファンもエモーショナルな余韻に包まれた。(デイリースポーツ・藤川資野)
