【野球】阪神投手陣が苦しんだ鬼門マツダ…チーム支えた救援防御率は12球団トップ
リーグ2位に浮上した阪神の今季戦いで象徴的だったのは救援陣の踏ん張りだった。リリーフ陣の防御率は12球団トップとなる2・64。この数字から貢献度の大きさが分かる。
中でも桑原、高橋、岩崎、マテオ、ドリスの60試合クインテットがブレーク。防御率は桑原、高橋が1点台。他の3人も2点台と安定した成績を残した。また、今季52試合に登板した藤川は8月以降、22試合で26回を1失点。この間の防御率は0・35で夏場以降の戦いを支えた。
先発陣を含めたチーム防御率3・29はリーグトップ。12球団で比べてもソフトバンクの3・22に次ぐ2位の好数字となる。ただ、気になるのはマツダでの成績。チーム防御率5・80は球場別で最も悪い。
ちなみに先発陣の防御率は12球団で5位、リーグ2位となる3・66。昨年は先発陣防御率が3・43で、リリーフ陣防御率は3・29。いずれも12球団では5位、リーグ3位の数字だった。(デイリースポーツ・記録担当)