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【スポーツ】ボクシングのルール改正

 5回にダウンを喫しながらサルダール(右)に6回KO勝ちでWBO世界ミニマム級初防衛に成功した田中恒成(12月31日、愛知県体育館)
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 日本ボクシングコミッション(JBC)が2016年度から試合ルールを一部改正した。主な変更は次の通りだ。

 【1】3ノックダウンルールは採用しない。(4回戦の2ノックダウンも採用しない)

 【2】採点は10対6まで付けられる。

 【3】各ラウンドは終了のゴングが鳴った時、終了する。

 【4】バンデージ、ノーファウルカップ装着の適正化。

 【5】マウスピースは2つ以上用意する。

 JBCは改正の意図を「世界ボクシング界のすう勢に沿ったルールとした」としている。

 最も大きな改正が【1】だ。フリーノックダウン制はWBC、IBFなどが採用している。JBCは「グローブがマットに付いても『ダウン1回』だった。アンラッキーを救う意味もある」と補足する。【2】は【1】に派生するもので、従来は10対7までだった。

 【4】は従来のルールをより徹底する。これまで、バンデージの巻き方や、異物を巻き込むなど疑わしいケースは試合後に提出を求めてチェックし、悪質なものには注意していた。試合前のチェックをさらに厳しく行う。

 ノーファウルカップはへそ下までが基本で、高い位置まで上げてボディーを守るケースを排除する。こちらも試合前のチェックを厳しく行う。

 【5】は口から出たマウスピースを入れ直す時間の短縮が目的。劣勢のボクサーに不当なダメージ回復をさせない。マウスピースには歯や口内の保護以上に、脳へのダメージを減少させる効果がある。

 試合以外では、プロテストの受験資格が従来の17歳以上32歳以下から16歳以上34歳以下に緩和。「JBCルールブック」も6年ぶりに最新版が発行される。どの分野でもルールの共有は大前提。改善をより明確にファンに伝えるため、JBCの広報活動にも期待したい。(デイリースポーツ・津舟哲也)

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