芸能界に“返り咲いた”華原朋美

 デビュー20周年を迎えた歌手・華原朋美(40)が3月28日、都内で行われたイベントでライブを行った。

 美脚を露出した花柄模様の衣装で登場した華原は「こんなに愛されてるんだから、頑張らないとね」と、午前4時から待っていたというファンの歓声に手を振って応えた。

 ヒット曲を熱唱すると、買い物客もステージの周りに集まってきた。「あ、お酒飲んでる。私の歌、お酒と合いますか?」とステージ上から観客に話しかけ、「歌っている時は、私の思いとみなさんの思いがステージ上でぶつかってるんです。私には見えるんです。売れないマジシャンみたいなこと言ってますけど」と笑いを取った。ステージと客席の間で撮影してた私は、観客との一体感を大切にする“華原ワールド”に引き込まれ、シャッターを押し続けた。

 復帰ステージとなった2012年12月24日(代々木第一体育館)のクリスマスライブを取材したが、歌もトークも格段に進化しており、一回りも二回りも成長した華原朋美を感じた。地道なライブ活動のたまものなのだろう。

 歌手デビュー20周年を振り返り「前を向けない時もありましたけど、歌いたいという気持ちはいつもありましたし、その気持ちを持ち続けました」と、歌に対する情熱が支えだったことを明かした。

 ニューシングルの発売、さらにTV初生レギュラーに決まったことを発表。「信用していただいていることがうれしいです。このチャンスをつかみたいです」と、号泣で決意を語り、涙を誘った。

 過去の栄光も挫折もすべてを養分に再び咲いた“華原桜”。私も、一杯やりたくなった。(写真と文=デイリースポーツ・開出 牧)

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