やはり過酷な真夏のマラソン 棄権、コースで横になる選手も

力走する大迫傑=札幌市内(撮影・金田祐二)
力走する大迫傑=札幌市内(撮影・金田祐二)
五輪のモニュメントの前を力走する選手=札幌市内(撮影・金田祐二)
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 「東京五輪・陸上男子マラソン」(8日、札幌大通公園発着)

 前日よりは涼しさを感じる気象状況ながら、多くの選手が途中棄権をしている。

 中間点を先頭集団で通過したドナシメント(ブラジル)は26キロ付近でふらつきが出て、一度、コースに設置された柵にもたれかかるようにして座り込んだ。

 レースを再開させたものの、再び中断。道路に横になりスタッフが救護に駆けつけた。

 そもそもが、高温多湿な日本の夏を考慮し、開催地が東京から札幌に変更されたという経緯がある。一般的に、気温もさることながら、湿度や風も選手には大きな影響を与える。

2021-08-08
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