四十住さくら「彼氏です」金から一夜明け語る自身にとってスケボーとは 五輪連覇へ意欲
東京五輪新種目のスケートボード、女子パークで金メダルに輝いた四十住(よそずみ)さくら(19)=ベンヌ=が5日、都内で一夜明け会見を行った。笑顔の初代女王はスケボーは「彼氏です」とドッキリ発言。3年後、パリ五輪での2連覇へ意気込んだ。
女子ストリートに続き、10代のスケボー女子2人が壇上に並びメダルを輝かせた。19歳の初代女王、四十住は「まだ夢みたい。金メダルを取った実感がない。オリンピックは夢の舞台だった。緊張せず自分の滑りができたことはうれしい」と会心の笑みを浮かべた。
自身にとってスケボーとは何か?と問われると「彼氏です」と即答。「スケボーが大好きなので24時間乗っていたい(一緒にいたい)くらいなので彼氏です」と、独特の例えで会場を笑わせた。
男子ストリートの堀米雄斗(22)=XFLAG、女子ストリートの西矢椛(13)=ムラサキスポーツ=に続き、日本勢が3つの新種目を制覇。「みんな毎日、練習を頑張っている」と猛練習が好成績につながっている。
銅メダルのスカイ・ブラウン(英国)らスケボー陣全体が仲が良い。ハグしたり、励まし合う姿は新種目ゆえの新鮮さを感じさせた。「スカイとはアメリカで練習した時に遊んだりしていた。一緒に表彰台に立ててうれしい」と、特別な表彰台をかみしめた。
3年後のパリ五輪はまだ22歳。「今までと変わらずスケボーを楽しんで、パリ五輪も出られたら」と、五輪2連覇へ意気込んだ。