文字サイズ

川井梨紗子が五輪2連覇 姉妹Vに「こんないい日があっていいのか」

 日の丸を背負って感極まる川井梨紗子(撮影・高部洋祐)
 スタンドから姉・梨紗子を応援する川井友香子(左)=撮影・高部洋祐
 決勝でベラルーシのイリーナ・クラチキナ(右)と対戦する川井梨紗子
3枚

 「東京五輪・レスリング女子フリースタイル57キロ級・決勝」(5日、幕張メッセAホール)

 リオデジャネイロ五輪金メダリストで世界ランキング1位の川井梨紗子(26)=ジャパンビバレッジ=が、クラチキナ(ベラルーシ)を破り、2大会連続で五輪優勝を果たした。前日、62キロ級を制した妹・川井友香子(23)=ジャパンビバレッジ=に続き、姉妹での金メダル獲得となった。

 川井梨は試合後のインタビューで「最後の1秒まで相手から目をそらさないと決めていた。きのう友香子にあんな試合を見せられたら、やるしかないと思ったので、よかったです。こんないい日があっていいのかと。この日のために長い間色んな思いを抱えて頑張ってきていたので、いい日ですきょうは」と喜びを表現した。

 第1ピリオド、開始早々から積極的に攻める川井梨は、相手からテイクダウンを奪って2ポイントを先取した。続く、第2ピリオドもスピード鋭く良く相手の足を取ってさらに1点を追加すると、相手のタックルから反撃に転じてさらに2ポイントを加え、リードを守り切った。

 夏季・冬季通じ、18年の平昌五輪でスピードスケートの高木菜那、美帆姉妹、今大会柔道の阿部一二三、詩に次ぐ3組目の「きょうだい金メダリスト」となった。

 川井梨は前日の準決勝で、リオ五輪53キロ級で吉田沙保里を破って金メダルを獲得したマルーリス(29)=アメリカ=を撃破。難敵を倒して勢いに乗っていた。

 石川県河北郡津幡町出身。父が学生王者、母も世界選手権出場とレスリング一家に育った。

 小2時、母がコーチを務める地元クラブで競技を始めた。津幡中3年時、中学王者。至学館高-至学館大と進み、2015年3月のW杯で優勝した。

 16年リオ五輪は58キロ級で競合する伊調馨を避け、63キロ級で出場。見事に五輪制覇を果たした。17年に同大卒業後は本来の階級に戻す。62キロ級は妹に譲り自身は57キロ級で五輪4連覇を果たした伊調と東京五輪の代表切符を争うことになった。

 互いに一歩も譲らぬ代表選考は19年7月、プレーオフに持ち込まれ、川井梨が大激戦を僅差で制した。

 “ヒール役”として試練を乗り越え、日本のエースとして期待に応えた。

 ◆川井梨紗子(かわい・りさこ)1994年、石川県津幡町出身。父孝人さんは元学生王者、母初江さんは1989年世界選手権に出場した。2017年から世界選手権3連覇。妹友香子も62キロ級で東京五輪代表。2人そろって歌手の倖田來未の大ファン。

2021-08-08
2021-08-07
2021-08-06
2021-08-05
2021-08-04
2021-08-03
2021-08-02
2021-08-01
2021-07-31
2021-07-30
2021-07-29
2021-07-28
2021-07-27
2021-07-26
2021-07-25
2021-07-24
2021-07-23
2021-07-22
2021-07-21

関連ニュース

東京五輪最新ニュース

もっとみる

東京五輪 写真ハイライト

主要ニュース

ランキング(スポーツ)

話題の写真ランキング

写真

リアルタイムランキング

注目トピックス