並木月海は銅メダル 判定で敗れ、決勝進出はならず ボクシング女子フライ級
「東京五輪・ボクシング女子フライ級・準決勝」(4日、両国国技館)
並木月海(22)=自衛隊=がクラステバ(ブルガリア)に判定の末に敗れ、決勝進出ならず。銅メダルとなった。身長153センチと小柄な体ながら、果敢にパンチを繰り出し続けたが、相手の有効打を上回れなかった。
準々決勝では五輪銅メダリスト、バレンシア(コロンビア)に勝利し、準決勝進出。ボクシングは3位決定戦が行われないため、銅メダル以上が決まっていた。
◆並木月海(なみき・つきみ)1998年9月17日生まれ、千葉県成田市出身。4人きょうだいの末っ子で幼稚園の年中から空手、小学3年からキックボクシングを始める。那須川天心とは幼なじみで空手の対戦経験もある。中学2年でボクシングを始め、花咲徳栄高では1年で全日本ジュニア優勝など3年間無敗。高校卒業後に自衛隊へ進み、18年世界選手権銅メダル。今年5月のコロトコフ記念国際トーナメント優勝。好戦的なスタイルで強打を誇るサウスポー。身長153センチ。趣味はお菓子作り。
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