「東京五輪・体操女子種目別平均台・決勝」(3日、有明体操競技場)
女子平均台の芦川うらら(18)=静岡新聞SBS=は6位だった。
平均台で急きょ繰り上がり出場が決まった芦川は後半のジャンプでバランスを崩したものの踏ん張り、3回ひねりの降り技までまとめた。ジュニアの国際大会で個人総合優勝の実績があり、体の成長とともに背骨が曲がっていく側彎(そくわん)症で引退した七瀬さんを姉に持つ。昨年から痛めている左足を七瀬さんにマッサージしてもらうなど、家族のサポートを受けて臨んだ初の五輪。「この舞台で(演技を)やりきれたことをこれからの自信につなげていきたい」と話した。