堂安律「決められない自分のふがいなさを感じた」3位決定戦は「器が試される」

前半、攻め込む堂安(撮影・西岡正)
後半、シュートを放つ日本・堂安律=埼玉スタジアム(撮影・西岡正)
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 「東京五輪・サッカー男子・準決勝、日本0-1スペイン」(3日、埼玉スタジアム)

 初の決勝進出を目指す日本は、延長後半に決定的な1点を奪われて敗れた。68年大会以来となる銅メダルを目指して、6日、メキシコとの3位決定戦に臨む。

 延長後半10分、日本の左サイドを攻め込まれ、途中出場のマルコ・アセンシオが得意の左脚を振り抜き、カーブをかけた鋭いシュートを逆サイドに突き刺した。レアル・マドリード所属のオーバーエージ枠の選手に、決定的な仕事をされた。 MF堂安律はスタメン出場して90分プレー。シュートは一本放ったが枠を捉えなかった。「申し訳ないなという気持ちが強い。やれることはやったつもりではいた。またこれから時間があるので、何が足りなかったか分析したい」と話した。

 延長はベンチで戦況を見つめた。「もう願うしかできないので、そういう気持ちでいた。体もぼろぼろだったので、代わって正解だったなと自分でもベンチで思っていたくらいだった。ほんとに願うだけでした」と振り返った。

 決勝トーナメントのニュージーランドで120分間戦い、中2日での試合。「特に今日の試合展開は、それがまさに影響するゲームだったと思う。ただ、カウンターの時にチャンスはあったし、そこで決められない自分のふがいなさをあらためて感じた」と反省の弁を述べた。

 守備面に関しては全員の体を張ったプレーでスペインを1点に抑えた。それでも「守備に追われる時間が多い中で、前に時間をかけるパワーをもっと残さなきゃいけなかったし、それでも今日は頑張って出した方ではあったけど、最後の一振りのところではパワーがなかった」と分析した。

 ここまで快進撃を続けてきた東京五輪の舞台。初めて黒星を喫した。まだ3位決定戦を残す。「ここでプロとしての、アスリートとしての器が試される場面だと思う。どういう風に切り替えるのか。自分自身でも自分が楽しみだし、どうやって自分がリアクションできるのかは楽しみ。今までと同じようにファイトしている姿を国民に見せたいし、まさにこのオリンピックに関しては、いろんなメディアにも発言しましたけど、これを機にもっと国民の人に元気や勇気を与えたいというところからスタートしたので、そのチャンスが目の前にあるので、自分が試されるときだと思うし、そういう姿を見せたい」と前を向いた。

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