劇的逆転金のテントグル 日本語で「アブナカッタヨ」橋岡が明かす 男子走り幅跳び

男子走り幅跳び決勝 8メートル41で優勝したギリシャのミルティアディス・テントグル=国立競技場
 跳躍する橋岡優輝(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・陸上男子走り幅跳び・決勝」(2日、国立競技場)

 最終6回目の跳躍でミルティディ・テントグル(ギリシャ)が8メートル41を跳び、劇的な形で逆転優勝を飾った。5回目を終えた段階で、ファン・ミゲル・エチェバリア(キューバ)が8メートル41でトップに立っていたが、テントグルが同じ距離をマーク。2番目の記録でテントグルが8メートル15、エチェバリアが8メートル9だったため、逆転となった。

 16年リオ五輪では予選落ち、19年世界選手権では10位だったが、今季自己ベスト8メートル60は出場選手中トップ。好調さを背景に、劇的な勝利でギリシャに同種目初の金メダルをもたらした。

 インスタグラムのアイコンは日本のアニメのキャラクターとなっている。6位入賞を果たした日本の橋岡優輝とはほぼ同年代で昔からの知り合いだったそうで、橋岡は「もともと知り合いで友だち。彼結構日本が好きで、アニメの話とかする。いいジャンプだったねって話したら、“イヤホント、アブナカッタヨ”って日本語言ってましたよ」と、明かしていた。

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