世界女王ハッサン 残り1周転倒も圧巻まくり ファン驚嘆「まるでディープ」女子1500M
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「東京五輪・陸上女子1500m・予選」(2日、国立競技場)
予選第2組で登場した19年ドーハ世界選手権金メダリストのシファン・ハッサン(オランダ)が驚異的な走りをみせた。
後方につけ、ラストスパートの機会をうかがっていたハッサンだったが、残り1周の第1コーナーで前をいく選手がバランスを崩したことをきっかけにした連鎖転倒に巻き込まれ、転倒。万事休すかと思われた。しかし、ここからが圧巻。ぐんぐん前との距離を詰めていくと、大外を回りながら4コーナーでは先頭を射程に。直線では余裕をもって抜けだし、4分5秒17でトップ通過した。
日本の伝説の競走馬を彷彿とさせるレースにSNS上では「まるでディープインパクト!」「ハッサン、えぐい。ディープインパクトみたいな捲り」と、興奮で沸いていた。