有終の日本新締め 入江陵介「この雰囲気を楽しもう」仲間もエール 健闘メドレーリレー
「東京五輪・競泳男子400mメドレーリレー・決勝」(1日、東京アクアティクスセンター)
競泳最終種目は日本新記録で締めくくった。日本競泳陣の主将・入江陵介(イトマン東進)と、武良竜也(ミキハウス)、水沼尚輝(新潟医療福祉大職)、中村克(イトマン東進)の日本は3分29秒91の日本新記録で6位だった。
中継局のインタビューで入江は「落ちついてレースをしようと。後半しっかり伸びのある泳ぎをしよう。この雰囲気を楽しもう、と言って入場しました」と言う。入場と同時に、スタンドから大きな声が上がる。スタンドで円陣を組んだチームメートからのエールだった。
第1泳者の背泳ぎ・入江は差のない5番手でつなぎ、平泳ぎの武良は7番手に落ちたが好タイムでつなぐ。バタフライの水沼が6番手に上げた。最後の中村はいったんは5番手に上がったが、最後は6位でゴールした。
有終の日本新記録。入江は「僕自身悔しい思いが多かったですが、2011年からこのメドレーリレーで日本の第一泳者を務めてこられて光栄ですし、決勝を泳ぎ切れた」。個人種目の後は涙。この日は主将としての顔を見せた。
2008年北京五輪に初出場し200メートル背泳ぎで5位入賞。2012年ロンドン五輪では200メートル背泳ぎ、400メートルメドレーリレーで銀、100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得。2016年リオ五輪は3種目で決勝進出した。4大会連続出場で、日本の競泳界をけん引してきた。
武良は「日本の円陣の声が聞こえてチーム一丸になって泳げた」と仲間のエールに感謝。水沼は「個人種目で思うような結果が出せなかった分、リレーで貢献したいと思っていた。慌てず冷静に泳ぎ切ったことで順位を上げられた」と振り返った。
中村は「チームの応援がすごかったので、プレッシャーはすごかったんですけど、みんなが自分の背中を押してくれていい泳ぎが出来ました」と話した。
◆男子400mメドレーリレーメンバー
▽背泳ぎ 入江陵介 1990年1月24日、大阪府大阪市出身。31歳。近大卒、。イトマン東進所属。4度目の五輪。178センチ。
▽平泳ぎ 武良竜也 1996年7月3日、鳥取県出身。25歳。日体大卒。ミキハウス所属。初五輪。173センチ。
▽バタフライ 水沼尚輝 1996年12月13日、栃木県出身。24歳。新潟医療福祉大大学院卒、現在は新潟医療福祉大職員。初五輪。181センチ。
▽自由形 中村克 1994年2月21日、東京都出身。27歳。早大卒。イトマン東進所属。2度目の五輪。185センチ。
関連ニュース
東京五輪最新ニュース
もっとみる東京五輪 写真ハイライト
ストーリーを見る
