五輪組織委がＡＤ剥奪 選手村から観光目的の外出で 開幕後初
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン（ＳＰ）は３１日、都内のメインプレスセンターで会見し、東京・晴海の選手村に滞在していた大会関係者が観光目的で村外に出たため、大会ＡＤ（参加資格証）を剥奪したと明かした。
処分は３０日に決定。選手かどうかは「お答えすることができません」とし「広い意味での大会関係者で、選手村の中にいた」と説明した。ＡＤ剥奪は大会開幕後初。
また高谷ＳＰは「東京２０２０関係の施設に立ち入ることは一切できません」とし「選手村から観光目的での外出はあってはならないことだと考えています」と話したが、当該関係者の「その後の行動までは掌握をできていません」とした。
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