五十嵐カノアは銀メダル!新種目サーフィンで大健闘も惜しくも頂点に届かず

決勝の五十嵐カノア=釣ヶ崎海岸(撮影・堀内翔)
 2位に終わった五十嵐カノア(撮影・堀内翔)
 銀メダルを獲得して関係者と祝福しあう五十嵐カノア(撮影・堀内翔)
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 「東京五輪・サーフィン男子・決勝」(27日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)

 東京五輪新種目のサーフィンで五十嵐カノア(23)=木下グループ=は19年の世界チャンピオンであるイタロ・フェレイラ(ブラジル)に敗れ、銀メダルを獲得した。

 目指してきた初代五輪王者まであと一歩だった。準々決勝後は「力は大切な所に使う。30分の中で、波に乗る時に100パーセントを出すという作戦」と意気込んでいた。だが、台風8号の影響で荒れ狂う波に苦戦した。

 五十嵐は米カリフォルニア州を拠点とし、プロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)で活躍するなど、経験豊富な23歳。23日の五輪開会式では、同じ米国を拠点とするスケートボードの堀米雄斗(XFLAG)と、「一緒に金メダルを獲って、一緒に金メダルの写真を撮ろう」と誓い合った。堀米は25日に金メダルを獲得。盟友との約束も胸に刻み、「次はおれの番」と決意した。

 言葉通り、準決勝では世界1位のガブリエウ・メジナ(ブラジル)を大逆転で撃破。決勝へ「最後の35分は100%の力で自信を持っていきます」と話した。頂点には届かなかったが、大健闘。サーフィンの魅力を多くの国民に届けた。

 ◆五十嵐カノア 1997年10月1日、日本人の両親のもと米国で生まれる。カノアはハワイ語で自由の意味で、ハワイでは多くみられる名前。父・勉さんがいつかサーフィンの聖地で認められるサーファーになるようにと名付けた。19年チャンピオンシップツアー第3戦で日本人初優勝を果たす。

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