競泳男子不振 入江陵介は決勝進出ならず「情けない」100分の1秒届かず

男子100メートル背泳ぎ準決勝のレースを終え、天を仰ぐ入江陵介。決勝進出を逃した=東京アクアティクスセンター
男子100メートル背泳ぎ準決勝のレースを終え、顔をしかめる入江陵介。決勝進出を逃した=東京アクアティクスセンター
男子100メートル背泳ぎ準決勝 力泳する入江陵介=東京アクアティクスセンター
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 「東京五輪・競泳男子100m背泳ぎ・準決勝」(26日、東京アクアティクスセンター)

 12年ロンドン五輪でリレーを含む3つのメダルを獲得した入江陵介(31)=イトマン東進=は53秒21の9位タイで準決勝敗退した。8位は53秒20。0秒01差で8位以内による決勝進出はならなかった。

 「ラスト10メートルが詰まってしまったので、悔しい。9番という結果なので、申し訳ない気持ち。情けない」

 主将を務める日本競泳選手団は、金メダルを狙った男子400メートル個人メドレーの瀬戸大也(TEAM DAIWA)や男子200メートル自由形の松元克央(セントラルスポーツ)ら、有力選手がギリギリで敗退する事態が続いている。「今回日本チームは9番とかが多い中で、自分もそういう結果になってしまったことにすごくキャプテンとしても情けないなと思っている」と唇をかんだ。

 28日夜から始まる200メートル背泳ぎへ「まず3本泳ぐことだけを今は考えたい」と挽回を誓った。

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