サーフィン 都筑有夢路が世界4位撃破!準々決勝進出で5位以内が確定
「東京五輪・サーフィン女子・3回戦」(26日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)
東京五輪新種目のサーフィンで初の五輪女王を狙う都筑有夢路(あむろ、20)が、プロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)4位のタチアナ・ウェストンウェブ(ブラジル)との一騎打ちを制した。準々決勝進出を決め、5位以内が確定した。
都筑は「相手がCTサーファーというのもあって、めちゃくちゃ嬉しい気持ちでいっぱい。昨日(柔道金メダルの)阿部兄妹のように、ああなりたいと思えた。刺激?めちゃくちゃなりました。すごいなオリンピック。金メダルは違うなと思った」と笑顔。先の戦いに目を向け、「ゴールドメダル以外は気にしてない。出てるからにはゴールドメダルが絶対。結果を自信につなげていきたい」と語った。
夢舞台で快挙を達成した。1回戦では序盤で「2年に1回」という“妨害ペナルティー”がつき、最下位の4位。「初めてのオリンピックの試合で、ちょっと気合が入りすぎた。周りが見えなくなっちゃった」と苦笑いだったが、2回戦はトップ通過と調子を上げていた。
今年4月にプロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)に初参戦。現行制度では日本女子初の快挙だった。現在は年間18位。急成長を遂げる20歳にとって、五輪初代女王の座も十分に狙える位置だ。