サーフィン都筑有夢路まさか“妨害ペナルティー”で1回戦最下位「気合が入り過ぎた」

女子1回戦 波を攻める都筑有夢路=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
女子1回戦 波を攻める都筑有夢路=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
女子1回戦に臨む都筑有夢路=釣ケ崎海岸サーフィンビーチ
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 「東京五輪・サーフィン女子・1回戦」(25日、釣ケ崎海岸サーフィンビーチ)

 これが五輪の“魔物”なのか。五輪新種目のサーフィンに出場した都筑有夢路(あむろ、20)は1回戦の序盤で“妨害ペナルティー”がつき、最下位の4位。負ければ敗退となる2回戦に回り、「初めてのオリンピックの試合で、ちょっと気合が入りすぎた。周りが見えなくなっちゃった」と苦笑いした。

 競技開始の合図がなった直後だった。都筑は早々に大波を捉えると、ロングライドを披露。好調の滑り出しに見えたが、都筑が乗った波には先に別の海外選手が乗っており、後から乗った都筑は「インターフェア(妨害)」の判定を受けた。

 サーフィン競技の醍醐味(だいごみ)の一つに「波に乗る優先権の活用」がある。同じ波は二度と来ない自然競技のため、先に波に乗った選手から優先権が低くなるルールだ。今回のケースは競技開始直後で優先権は発生していなかったが、海外選手が波に乗った時点で、その選手に優先権が発生。2番目に同じ波に乗った都筑に権利はなく、ペナルティーとして1本目の波乗りの得点が0点となった。

 ペナルティーはもう一つ課された。サーフィン競技は1試合約20~30分で、上位2本の波乗りの合計得点で競うが、都筑は「インターフェア」により、2番目に高い点数が半減するペナルティーがついた。序盤で勝負を厳しくしてしまう、大きなミスだった。

 都筑は、海外選手に背中を向ける形で波に乗っていたため「全く分からなかった」と苦笑い。「“1本目まあまあ決めたな”と思って、ぱっと見たら、“うわ、乗ってた”みたいな感じでした」と肩を落とした。

 2回戦で負けると敗退となる。「次はインターフェアしないようにします」と固く誓っていた。

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