錦織・マクラクラン組が好発進 ブランク感じさせない好連係で完勝
「東京五輪・テニス男子ダブルス・1回戦」(24日、有明テニスの森)
ダブルス1回戦では男子のマクラクラン勉(イカイ)、錦織圭(日清食品)組が6-1、6-4でジョアン、ペドロのソウザ組(ポルトガル)に完勝した。
圭と勉、東京五輪のために組んだコンビが男子ダブルス初戦で好発進した。今シーズン、2人は3月に1試合プレーしたのみ。経験不足が心配された中でブランクを感じさせない好連係を見せ、錦織は「今までで一番良かった。久しぶりながらも息が合っていた」と声を弾ませた。
リオ五輪男子シングルス銅メダルの錦織は、ベースラインのプレーが一級品。ダブルス専門で五輪初出場のマクラクランはサーブとボレーが武器で前衛が得意。序盤から互いの長所がかみ合い、ポルトガルペアを押し切った。2種目での出場を決めた錦織は「メダルを取りたいし、こんなにいい選手がいるので(チャンスを)使わせていただいた」と話し、上位を狙える可能性を感じ取っている。
開会式では大坂が聖火台への点火者の大役を務めた。テレビで見届けた錦織は「日本のスポーツ界を象徴する選手でふさわしい。いいたたずまいだった」。仲間の姿も刺激に、男子エースの4度目の五輪が始まった。
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