池江璃花子 五輪は「キラキラした舞台」「幸せ」泳ぎ切って「悔しさ8割、楽しさ2割」

 自身の泳ぎを終え、プールサイドで話す池江璃花子(右)=撮影・高部洋祐
 自身の泳ぎを終え、オランダの選手とグータッチを交わす池江璃花子(撮影・高部洋祐)
 自身の泳ぎを終え、プールサイドで笑顔を見せる池江璃花子(撮影・高部洋祐)
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 「東京五輪・競泳女子4×100mフリーリレー・予選」(24日、東京アクアティクスセンター)

 16年リオに続く2度目の五輪の舞台へ、池江璃花子(21)=ルネサンス=が帰ってきた。第2泳者として登場。組5位、全体の9位で惜しくも予選突破はならなかった。病魔を乗り越えて出場を果たした大舞台。レースを終えて万感の思いを口にした。

 「リオのときも入場した瞬間に、思ったのは周りを見た瞬間に、こんなにキラキラした会場は見たことないと思ったんですけど、今回もそれと一緒で。入場した瞬間は会場が、観客はいなかったんですが、ライトのお陰かも分からないんですが、すごく回りがキラキラしたように見えて、この舞台でまた泳げるんだっていう風に思いました。それは素直に嬉しいなと思いましたし、また、この舞台に戻って来て、世界の選手と戦えるということは、こういう環境の中でも幸せだなって思いました」

 2019年2月12日に自身のSNSで白血病と診断されたことを公表した。19年12月に退院。過酷な闘病生活で、体重は10キロ以上落ちていた。0からの再スタート。目標を2024年パリ五輪に設定した。だが、コロナ禍で東京五輪が1年延期。2020年8月29日に594日ぶりに競技会に復帰し、涙を流した。「可能性があるなら」。一度は諦めかけた舞台。目標に再設定した。そして、泳いだ。

 キラキラした特別な舞台。結果は予選敗退。「悔しさ8割、楽しさ2割くらいですかね。本当に楽しいという気持ちもすごくあったので、ただ、楽しいだけではだめというのが試合だと思うので。今回は日本記録、そして決勝進出というのが今回の目標だったんですけど、2つともあと少しで達成できなかったということが1番悔しかったなと思います」。

 今後は400メートルメドレーリレー、新採用の混合400メートルメドレーリレーに出場する可能性を残す。

 出場種目については「まだ発表されていなくって私にもまだ何も言われていない。個人の選手たちの状態を見て決めるというので、出るとしてもバタフライになるか自由型になるか全然決まっていない状況です」と明かしつつ、「いろいろな情報をつかめた試合でもあったので、これをまた次のレース、メドレーリレーにつなげられたらなと思います」と誓う。キラキラした舞台で、自らを表現する思いだ。

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