桃田賢斗 7・25感謝の初五輪 恩返しの全力プレー誓う
東京五輪バドミントン男子シングルス代表の桃田賢斗(26)=NTT東日本=が23日、JOCを通じてコメントを発表し、「不安な気持ちの方が大きいが、この大会を開催するにあたり尽力いただいた方々や、ここまでサポート、支援、成長させてくれた方々全員に感謝をし、後悔のないように全力で頑張ります!!」と恩返しの全力プレーを誓った。
桃田は出場が確実だった16年リオデジャネイロ五輪を違法賭博問題で棒に振り、謹慎を経て復帰。その後は日本勢で初めて同種目の世界ランク1位に立ち、世界選手権を2連覇するなどエースとして成長を遂げた。しかし、20年1月には遠征先で交通事故に遭い、右目眼窩(がんか)底骨折の大ケガを負った。それでも手術を経て、12月の全日本総合選手権で優勝を遂げるなど完全復活し、自身初の五輪を迎える。
桃田は25日午後6時からの初戦で米国選手と対戦する。数々の苦難を乗り越え、万感の思いを胸にコートに立つ。
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