左足首負傷のDF冨安は練習に姿見せず 25日メキシコ戦の出場は困難か

 東京五輪のサッカー男子日本代表は、1次リーグ初戦の南アフリカ戦の勝利から一夜明けた23日、千葉県内で調整し、南アフリカ戦の先発11人と左足首を負傷しているDF冨安健洋(22)=ボローニャ=を除く10人が1時間半ほど汗を流した。

 南アフリカ戦を欠場した冨安は練習に姿を見せず、宿舎で静養した。森保一監督(52)は南アフリカ戦後の会見で「経過観察して次の試合に出られるかどうか決めていきたい。いつまでに戻るとお話しできる状態ではなく、次も可能かもしれないというところ」と語っていたが、メキシコ戦(25日、埼玉)の出場は困難な状況とみられる。

 右太ももを痛めていたMF三笘薫(24)=川崎=はフルメニューを消化。2対1など強度の高い対人メニューもこなし、復調ぶりをうかがわせた。オンライン取材に応じた森保監督は三笘の状態について「100%ではない。コンディション、状況を見て次の試合に起用するか決めたい」とした。

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