組織委 プレーブック違反の処分 現状最大は1日の資格停止 15分外出許可は撤回
東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、メーンプレスセンターで会見を行った。
大会関係者の新型コロナウイルス対策をまとめた規則集(プレーブック)の違反が次々と指摘されているが、岩下剛警備局長は「大会関係者がプレーブックを守っていないのではないかという批判をいただいていることは承知している。厳粛に受け止めている」と話した上で、違反を複数事実確認し、現状での最も厳しい処分については「アクレディテーション(参加証)の1日停止」であることを明かした。組織委などからの注意を複数回受けた人物が対象で、複数人がこの処分を受けたという。そのほか、これまでに厳重注意などの処分があった。
一方で、通報などがあっても、すでに15日以上経過した海外関係者の場合も多いという。
また、特例として批判されていた海外関係者の宿泊先で案内していたコンビニ等への「15分以内の外出許可」は正式に撤回。この日までに案内板は撤去された。