松山英樹が暫定首位キープも痛恨 最終ホールでシャッター音が水を差したか まさかの池ポチャダボに顔をしかめる

 「パリ五輪・男子ゴルフ・第2日」(2日、ゴルフナショナル=パー71)

 首位から出た松山英樹(32)=LEXUS=が前半を終え、7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68をマーク。通算11アンダーで、ホールアウト時点では暫定首位をキープしたものの、東京五輪金のシャウフェレ(米国)と同組のフリートウッド(英国)に並ばれた。

 出入りの激しいゴルフだったが、2日目もきっちりスコアを伸ばした。1番は4メートルのミドルパットを沈めて幸先良くバーディー発進とすると、パー5の3番も伸ばして2桁アンダーに一番乗り。しかし、続く4番でパットの今大会初ボギーをたたくと、6番バーディーでスコアを戻したものの、7番は1・5メートルを外して2つ目のボギーをたたいた。

 先にスタートしていたシャウフェレが11アンダーまで伸ばして、一時は2打差を追いかける展開に。それでも折り返しの10番で再び10アンダーに戻すと、11番は約8メートルのロングパットを決めきりトップに浮上。終盤にかけて集中力を上げ、16番でチップインバーディーを奪うと、勢いそのままに17番は右奥からの5メートルを沈めて13アンダーまで伸ばした。

 しかし、最終18番で大きな試練が訪れる。カメラのシャッター音がスイング時に鳴ったのか、ティーショットを右に曲げ、思わずティーグラウンド右後方を見つめた。打球はねちっこく深いラフの中にすっぽりと埋まり、競技委員を呼ぶトラブルに。再開後の2打目も右ラフにつかまると、3打目はグリーンに届かずまさかの池ポチャ。池の多いコースで最後に落とし穴にハマり、腰に手を当て顔をしかめた。結局5オン1パットのダブルボギーとなってしまった。

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