女子団体パシュート 日本は逆転負けで決勝進出ならず 難敵オランダに残り半周までリードも0秒11差の敗戦、米国との3位決定戦へ

 「ミラノ・コルティナ五輪・スピードスケート女子団体追い抜き・準決勝」(17日、ミラノ・スピードスケート競技場)

 日本(高木美帆、佐藤綾乃、堀川桃香)は大接戦の末、逆転負けで決勝進出ならず。0秒11差でオランダに屈し、米国との3位決定戦に回ることになった。

 3人が猛スピードで数センチの距離を保ちながら滑走する。その緻密な連動性と空気抵抗を極限まで抑える隊列の美しさは、まさに「個」の力を「集団」の推進力へと昇華させる究極のチームスポーツと言える。

 10年バンクーバー五輪は小平奈緒、田畑真紀、穂積雅子で初の銀メダルを獲得。14年ソチ大会はメダル決定戦で敗れて4位だったが、18年平昌五輪は高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃、菊池彩花の4人で初の金メダルを獲得した。

 2連覇を期した前回の22年北京五輪では、さらに空気抵抗を抑えるため追い抜きを行わず、縦一列のまま最後まで滑りきる戦術を採用。ただ、決勝で最終コーナーまでリードを保ったものの、ゴール直前で高木菜那が転倒するというまさかの展開で銀メダルにとどまっただけに、雪辱の舞台だった。

 エースの高木美帆にとっては今回が自身4度目の五輪で、1000メートルは銅、500メートルでも銅を手にし、通算9個目のメダルを獲得。4種目で最大6レースの過密日程となるが、本命1500メートルで悲願の金メダルに全力で向かうためでもあるといい、「幸いにもたくさんのレースに出るチャンスをもらった。逆算する部分もあるが、1つのレースに全力で挑むことが結果的に1500メートルにつながると思っている」と、ボルテージを高めていた。

 ◆パシュート…3人が隊列を組んで走行し、最後尾の選手がゴールした時点のタイムを競う。1回戦には8カ国が登場し、タイム上位の4カ国が準決勝。日本は2位通過で、3位通過の難敵オランダと決勝をかけて戦った。

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