高梨沙羅「自分くらいは期待してあげたい」」4度目の五輪 課題のテレマーク「つながり始めた感覚」に手応え

4度目の五輪へ向けて意気込みを語った高梨
欧州への出発前に取材に応じる高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子で、ミラノ・コルティナ五輪代表の高梨沙羅(29)=クラレ=が28日、羽田空港から欧州に出発した。混合団体、個人2戦の計3戦が行われるW杯(ドイツ・ビリンゲン)に出場し、そのまま4度目の夢舞台へ挑む。

 夢舞台の開幕まで10日を切り、緊張感が高まってきた。高梨は「いよいよだなと思う」と気を引き締めつつ、「ビリンゲンでしっかり合わせていけたら」と五輪前最後の実戦となるW杯へ気合。直近2シーズンは個人戦の表彰台から遠ざかっているが、「自分くらいは期待してあげたい」と、18年平昌五輪以来のメダル獲得へ思いを込めた。

 国内では蔵王と札幌で行われたW杯2大会を消化。昨年から課題にしている着地のテレマークは、「取り組んできたトレーニングが、つながり始めた感覚はある」と手応えを感じている。

 また、フライング世界選手権の団体で金メダルを獲得した男子代表にも刺激を受けた。「いい選手がそろって活躍できることは、チーム一丸で作り上げたもの。だからこそ感動するし、パワーをもらう」。スーツ規定違反の失格で4位に沈んだ混合団体は、22年北京五輪に続いて今回の五輪でも実施される。団体でのリベンジの気持ちは人一倍強い。

 空港では穏やかな表情を見せた高梨。大きなキャリーケースには応援者からの横断幕、メッセージが書かれた寄せ書きを詰め、力をもらった。「五輪になると何か違う力が入ったり、緊張感が走ったりすることは3大会で感じた。しっかり自分を持って、2本で終わってしまうけど、その数秒で自分のベストを尽くせたら」。4度目の大舞台に挑む。

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