カーリング女子 日本が中国に完勝で4連勝「ナイスー」相手がコンシード 夜に韓国戦

中国に勝利してタッチを交わすロコ・ソラーレ(撮影・堀内翔)
第5エンド 栄養補給する藤沢五月(撮影・堀内翔)
中国戦のロコ・ソラーレ(左から)鈴木夕湖、藤沢五月、吉田知那美、吉田夕梨花(撮影・堀内翔)
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 「北京五輪・カーリング女子・1次リーグ、日本10-2中国」(14日、国家水泳センター)

 世界ランク7位の日本は世界ランク9位の中国に圧勝し、4連勝で通算4勝1敗とした。第8エンド終了時点で、相手が負けを認めるコンシードをして、日本が勝利した。

 第1エンドは互いに点数が入らないブランクエンド。第2エンドは日本は有利な後攻ながら中国に1点のスチールを許したが、日本は第3エンドで3点のビッグエンドを作ると、第4エンドで不利な先攻で1点をスチール。第5エンドは中国に難しいショットを打たせて再び3点をスチールし、前半で7-1と突き放した。

 “もぐもぐタイム”ではどら焼きやお菓子を食べた。第6エンドはハウス(円)の中心に石がたまる展開を1点に抑えて流れを渡さず。第7エンドではスキップ藤沢五月(30)の最終投で難しいドローショットを決めて、2点を獲得し、さらに突き放した。

 第8エンドでも1点を追加した時点で相手が負けを認めた。日本チームのメンバーはハイタッチなどをしながら「ナイスー」、「いいゲームだったー」など声をかけ合っていた。

 地元の応援団も試合を通じて静かなまま。第5エンドが終わった際に、「加油」(がんばれの意味)の声援が若干飛んだぐらいだった。

 ショット成功率は日本の87%に対して、中国が68%と圧倒した。

 中国は世界ランク9位ながら、平昌五輪金メダルのスウェーデン、平昌五輪銀メダルの韓国を撃破したチーム。日本は12日のデンマーク戦とROC(ロシアオリンピック委員会)戦で苦戦の末逆転勝利し、藤沢は「アイスが一番難しかった」と話していたが、中国戦はアイスの読みもさえ、序盤から圧倒した。

 次戦は14日夜に、“メガネ先輩”ことスキップの金恩貞率いる韓国と戦う。平昌五輪の準決勝で破れた“因縁の相手”でもあるが、直近では昨年12月の世界最終予選で日本は2戦2勝となっている。

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