羽生の挑戦 4回転半としてISU公認大会で初認定 回転不足、転倒で大幅減点も

 熱演する羽生結弦(撮影・高部洋祐)
フリー演技を終えて安心した表情を見せる羽生結弦=北京市内(撮影・堀内翔)
熱演する羽生結弦=首都体育館(撮影・高部洋祐)
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 「北京五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)

 羽生結弦(27)=ANA=が出場し、注目の4回転半(クワッドアクセル、略号=4A)は転倒した。ただ、採点表上は4回転半の回転不足(アンダーローテーション)の判定で、ジャンプの種類としては4回転半として扱われた。これはISUの公認大会では初の認定となる。

 羽生の冒頭のジャンプの得点は5・00点。これは、4回転半の成功から1/4から1/2未満の回転不足という判定になった上で、出来栄え点が全員最低点だったときに出る点数になる。

 羽生は昨年12月のISU公認大会ではない全日本選手権で4Aに挑戦した際は、さらに回転不足の度合いが大きい「ダウングレード」の判定を受けた。つまり、3回転半の基礎点(8・0)で評価され、出来栄え点の減点が入り4・11点だった。

 羽生のフリーの得点は188・06点、SPとの合計は283・21点だった。

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