フィギュア団体銅メダルの陰に秘策 太陽光照射に24時間ダイニング
「北京五輪・フィギュアスケート団体」(7日、首都体育館)
日本が初の表彰台となる銅メダルを獲得した。ペアで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が2位で9点、アイスダンスで小松原美里、小松原尊組(倉敷FSC)が5位で6点、女子で坂本花織(シスメックス)が2位で9点を得て、順位点合計63点で3位となった。ROCが74点で2大会ぶりの金メダル、米国が65点で銀メダルだった。
日本代表の竹内洋輔監督は「選手全員がほぼノーミスで、銀メダルに迫るような演技だった。(団体が)ソチ五輪で正式種目になってから10年くらい、連盟でさまざまな事業をやってきたことがメダルに結びついた」と感無量の表情。課題としてきたペアとアイスダンスの底上げのため、トライアウト開催などの成果を掲げた。
また、今回の快挙の陰には万全のサポート体制があった。「3年半前から医科学的サポートを進めてきた」と同監督。通常のGPシリーズや世界選手権は団体がないため、選手は6日程度の試合日程となる。しかし、14年ソチ五輪から五輪に団体が導入されたことで、試合数だけでなく、競技日程が倍近くに延びた。今大会も2月6日から19日までが試合日程となっている。
「特殊なスケジュールになる。朝6時から練習して9時には試合が行われるなど、細かいことはいろいろある」と同監督。朝3時起床など不規則な生活への対策としては、人工的に太陽光が照射できる機器を5台導入。「太陽光を浴びて体温を上げ、パフォーマンスを上げる効果がある。また、浴びてからは14~16時間で眠くなる。このようなスケジュールでは、早く寝るためのアプローチも必要」と説明した。
食事面では「朝3時にオフィシャルダイニングに行って、日本食がなければ選手は困る。外に食べに行く負荷がないように」と、選手村のフィギュア本部に24時間稼働のレストランを用意。今回も、深夜2時から管理栄養士が選手をサポートしていたと明かした。
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