200バタ・星奈津美4年ぶりの銅メダルも「重さが違う」
「リオ五輪・競泳女子200mバタフライ・決勝」(10日、五輪水泳競技場)
競泳女子200mバタフライ決勝で、昨年世界選手権王者の星奈津美(25)=ミズノ=が2分5秒02で前回ロンドン五輪に続く銅メダルを獲得した。
メダルセレモニーで星は満面の笑みを浮かべた銅メダルを受け取った。「悔しさとかまったくなくて、やり切って、清々しい気持ちです」。レース直後のインタビューゾーンでは涙が止まらなかったが、時間を置いて成し遂げたことへの実感をかみしめた。
「重さが違う」。同じ銅メダルながら4年前とはまた違った感情が生じる。「プレシャーとか、もう一度獲らなきゃとか4年前より背負っているものがありました。ほっとしています」。様々な思いの詰まったメダルを大事そうに見つめた。
「オリンピックという最高の舞台で自分の夢をかなえたいという思いをたくさんの人が支えてくれた。自分の中でずっとそう思っていたので、そのおかげで頑張ることができた」と周囲への感謝も忘れなかった。
