レスリング6姉妹、全員「金」狙う 沙保里「“至学館魂”でいい色のメダルを」

 レスリング女子のリオデジャネイロ五輪日本代表が16日、名古屋市で行われた至学館大の壮行会に参加した。6階級全員が卒業生か在校生とあって、最年長で主将の吉田沙保里(33)は「後輩たちと“至学館魂”で、全員いい色のメダルを取ってきたい」と、自身の4連覇と史上初の全階級制覇をぶち上げた。

 関係者ら約1300人が来場する熱狂の中、最強女子戦士6人が並び立った。4連覇を目指す伊調馨は「サラッと金メダルを取ってきます」と宣言。初出場の登坂絵莉は「『五輪の魔物は自分の心なんだよ』と沙保里さんに聞いている。何が何でも金メダルを取る」と偉大な先輩に続くことを誓った。

 同大監督で日本レスリング協会の栄和人強化本部長(56)は「元気があれば金メダルも取れる!!」とアントニオ猪木風にあいさつ。「吉田や伊調が辞めずに引っ張ってくれたおかげで今がある。全員が心を一つにして金メダルを取る」と力を込めた。

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