金本監督、初日の選手の動きに満足顔
「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)
阪神・金本知憲監督(47)が全体練習終了後に共同会見に応じ、指揮官として臨んだキャンプ初日を振り返った。
あいにくの雨の影響で守備練習も打撃練習も室内で行われたが「僕が思った以上に選手たちの状態がいい。ちゃんと準備をしてくれているなという感想です」と納得の表情を見せた。
「内野ノック、フリー打撃を見ても、みんな足がよく動いているし、肩はできている」と説明。いきなり藤川、メッセンジャー、岩田らがそろったブルペンも視察。「主力級がバシバシ投げている。こちらが心配するぐらい、みんないい状態に準備してくれていました」と目を細めた。
初日の観客動員は800人。平日の悪天候にも関わらず、午前9時39分の新監督の球場入りは報道陣約200人、テレビカメラ18台に出迎えられた。熱心なファン約300人も朝から駆け付け「金本監督~!」と声援が飛んでいた。
練習開始前の歓迎セレモニーで宜野座村から花束を贈られた金本監督は「最高のキャンプを送れるよう、選手のためにもご協力よろしくお願いします」とあいさつ。2月29日までのキャンプがスタートした。