河野公平に暫定王者との試合指令

 WBAは20日、世界スーパーフライ級王者の河野公平(35)=ワタナベ=に対し、暫定王者で同級1位のルイス・コンセプシオン(30)=パナマ=と指名試合を行うよう指令を出した。交渉期間は30日間で、合意に達しない場合は興行権が入札にかけられる。

 4月27日に4度目の防衛に成功した河野はこの日、都内のジムで、同門のWBA世界ライトフライ級王者の田口良一と練習を再開した。

 「(試合後)2日休んで走りました。体が走りたいと言っていた」と元気いっぱい。コンセプシオンについては「パナマのWBA総会で見ました。力強い選手で、かみ合う。望むところ」と応じた。

 コンセプシオンは34勝(24KO)4敗の右ファイター。元WBA世界フライ級王者で、昨年9月にWBA世界スーパーフライ級暫定王座を獲得。同12月にはエルナン・マルケス(メキシコ)を判定で下し、初防衛に成功した。河野が見たのはこの試合だ。

 7月2日には芽衣夫人との披露宴が控えている。「奥さんの小さいころからの夢なのでかなえてあげたかった」と、防衛戦の前の“大一番”の方に気持ちは傾いていた。

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