井上兄弟のいとこが2連続1回KO勝ち

プロ2勝目をKOで飾った井上浩樹
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 「ボクシング・スーパーライト級6回戦」(28日、後楽園ホール)

 井上浩樹(23)=大橋=が、サラタン・シットプラカイファー(タイ)を1回55秒KOで下した。昨年12月29日のデビュー戦(有明コロシアム)はインドネシア人に1回2分44秒KO勝ちで、2試合連続1回KOとした。

 1回のゴングが鳴るや、一方的な展開だった。スピードあふれるプレッシャーで細かいパンチを繰り出し、鋭い右アッパーで最初のダウンを奪った。立ち上がったサラタンに襲いかかると再び強烈な右アッパーを打ち込んでテンカウントを聞かせた。

 「デビュー戦は緊張感からか、芯に伝わるパンチがなかった。今回は熱海の走り込み合宿で下半身を強化したおかげで、パンチが当たった感触があった。初回から倒せると実感した」と快勝を振り返った。

 入場曲には好きなアニソ、ラブライブ!のものを使い、アニメキャラのTシャツを着てリングイン。「あれが良かったですね。テンションがグッと上がりました」と笑った。

 2試合続けてタイ人との対戦だったが、今後については「次につながる試合がしたいですね。長いラウンドができるような」と、強敵を望んでいる。

 アマチュア5冠の実績。そして、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥、東洋太平洋スーパーフライ級井上拓真(ともに大橋)のいとこでもある。178センチの大型サウスポーの今後に注目だ。

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